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1968年のオールスターゲーム (日本プロ野球) == 試合概要 == 前年、連続3回目の日本一に輝いた読売ジャイアンツ(巨人)の川上哲治監督が全セ(オールセントラル・リーグ)を率い、球団創設32年目にして初のリーグ制覇を達成した阪急ブレーブスの西本幸雄監督が全パ(オールパシフィック・リーグ)を率いたオールスターゲーム。西本は1960年に大毎オリオンズ監督としてパ・リーグを制覇したものの、日本シリーズ4戦全敗の責任を取らされ、そのまま解任。翌年の球宴の指揮を執ることができなかったため、今回が自身初の球宴監督だった。 西本は妙技を駆使して前年の日本シリーズの借りを返そうとするが、第1戦、江藤愼一(中日)にサヨナラ本塁打を浴び、第2戦は柴田勲(巨人)に本塁打を含む3安打を喰らい連敗。3戦全敗だけは避けたい西本全パだったが初回から攻め込まれた。しかし、そこからは一進一退。4対4のまま第1戦に続き延長にもつれこんだ。迎えた11回裏に南海の伏兵・小池兼司がサヨナラ3塁打を放ち、西本に球宴初勝利をプレゼントした。 第1戦は前述の通りサヨナラ本塁打で決着しているが、アルト・ロペスが初回先頭打者初球本塁打しており、オールスターゲームにおいて本塁打で始まり、本塁打で試合が終わった最初の事例となった〔ペナントレースではそれまで1938年の1例があり(参照)、翌1969年、1970年でも起こっている〕〔講談社刊 宇佐美徹也著『プロ野球記録大鑑』P430〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「1968年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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